ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジンをレビュー:FF1をモチーフにした仁王ライクハクスラアクションRPG

3.5
ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジンをレビュー レビュー

こんちには、ちくわぶです。

今回はファイナルファンタジー1をモチーフにした仁王ライクアクションRPG、「ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン」をプレイした感想とゲーム内容について解説したいと思います。

前提

まず前提として、筆者のプレイ環境・状況は下記になります。

プラットフォームPlayStation4
プレイ時間48時間
プレイ状況本編クリア済み(道中のサブクエは隠しを除いて全てクリア済み)
DLCは未プレイ
購入価格7,200円

仁王を開発しているチームニンジャが手掛けるファイナルファンタジーのアクションRPGということで、FFも仁王も好きな自分としては飛びつかずにはいられない作品でした。

上記は発売日に購入した価格なので、執筆時点では新品でも5,000円半ばくらいと、多少はお求めやすくなっています。

世間の評価

メタクリティックでの評価は以下の通りでした。

メタスコアユーザースコア
PC607.9
PlayStation5727.0
PlayStation48.3
Xbox Series X668.0
Xbox One8.4

何があったのかメタスコアは異常に低いです。。。

一方、ユーザースコアはPlayStation5以外は8点くらいと上々のスコアです。

PlayStation5のスコアが低いのは、グラフィックやフレームレートにおいて、PlayStation5の性能を発揮出来ていないのが原因のようなので、PlayStation5版の購入を検討されている方は注意が必要かもしれません。

ゲーム自体は、バトルシステムが好評のようで戦闘が楽しいという意見がよく見受けらました。

FF1の世界が舞台ということで、評価の気になるシナリオですが、こちらについては賛否両論のようです。

ネガティブな意見としては、テクスチャが荒い、明るさが明るすぎたり暗すぎたり両極端、ギザギザしているなどのグラフィックの見栄えの悪さを指摘する声が大変多かったです。

あとは、定価が高めなので、質に対して値段が高いという意見もありました。

概要

あらすじ

「混沌の闇」に覆われるコーネリアの大地でジャックは、ジェド、アッシュと出会う。

目的を同じくする仲間とともにカオス討伐の旅が始まる。
彼らは半ば渇望するようにカオスを倒すことだけを考え、モンスターを斬り伏せ続ける。

コーネリアの救世主だと考えられているが、彼らが持っているのは黒い水晶だった。

STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN公式サイト

公式トレーラー

どんなゲーム?

  • 仁王ライクのハクスラアクションRPG
  • FF1を新解釈したシナリオ
  • 難易度次第でヌルゲーにも死にゲーにもなる

特徴

仁王ライクなアクション

チームニンジャの開発ということで、アクションの見た目、手触りは仁王と酷似しています。

現に主人公のモーションなど、仁王からの使いまわしが結構見られます。

ただし、システムについては仁王と異なる特徴があるので、下記で詳細を解説していきます。

通常攻撃

連続でボタン入力することで3連撃までのコンビネーションが出来ます。

また、攻撃ボタンを長押しして、強力な溜め攻撃を放つことが出来ます。

仁王とは異なり、スタミナの概念が無いので、いくらでも連続で攻撃を繰り出すことが出来ます。

スタミナ切れがないので、ノックバックする相手であればずっとオレのターンが出来る。(敵は多勢であったり、ひるまない敵も多いのでそんな甘くはないですが…)

ソウルバースト

敵にはブレイクゲージというゲージが存在し、攻撃することでこれを削ることが出来ます。

そして、ブレイクゲージが0になった敵に対してはソウルバーストを仕掛けることが出来ます。

ソウルバーストは残り体力に関係なく、敵を一撃で倒すことが出来る他、最大MPの上昇+MP回復の恩恵があるので積極的に狙う必要があります。

敵を結晶化して叩き割る。叩き割った衝撃波で周囲の敵も吹き飛ばすことが出来る。

コンボアビリティ

MPを消費して発動することの出来る攻撃系のアビリティです。(厳密には攻撃以外のものもあります)

攻撃のコンビネーションと組み合わせて発動することが出来ます。

コンボアビリティは単体で使用出来るものもあれば、特定のコンビネーションの派生でしか使用出来ないものもある。どのアビリティをコンボに組み込むかは自由に設定可能。

コンボアビリティには、ジョブ固有のものと、武器固有のものがあります。

ジョブレベルを上げることで習得することが出来、武器固有のアビリティは対応する武器さえ使っていれば、他のジョブでも使用することが出来ます。

コンボアビリティは攻撃と比べて与ダメージが高い他、ブレイクゲージの削り幅も大きいです。

コマンドアビリティ

MPを消費して一定時間自身に様々なバフ効果を付与することが出来ます。

コンボアビリティと同様、ジョブレベルを上げることで習得することが出来、ジョブを変更しても使用することが出来ます。

4つまでボタンに割り当てることが出来、戦闘中に使い分けることが可能です。

初期から習得しているライトブリンガー。与ブレイク量増加+ブレイク上限を削るバフがかかるのでブレイクしやすくなる。

ガード

ボタンを押している間、ガードをすることが出来、その間に受けた攻撃のダメージを軽減します。

ただし、こちらのブレイクゲージは削られてしまい、ブレイクゲージが0になると一定時間行動不能になってしまうので、ずっとガードし続けることは出来ません。

また、ガード不能な攻撃もあるので、回避と使い分ける必要があります。

ブレイク状態になるとピンチを招くので多様は禁物。

ジャストガード

敵の攻撃を受ける瞬間にガードを行った場合は、ジャストガードとなります。

ジャストガードをした際は、一定時間ブレイクゲージの回復速度が上昇するバフ効果が発動します。

ナイトのジョブでは一定時間体力が回復するバフ効果を修得することも出来ます。

また、ジャストガードからの派生でコンボアビリティを発動することも出来るので、即座に攻撃に転じることも可能です。

なお、通常のガードと同様にガード不能な攻撃には無効です。

ジャストガード成功時は青白いエフェクトがかかる。即座にブレイクゲージが回復出来る他、即座にアクションアビリティを発動すること可能。

ソウルシールド

ボタンを押している間、攻撃を弾くシールドを展開することが出来ます。

シールド展開中に受けた攻撃をノーダメージで弾くことが出来る他、攻撃を弾いた際に最大MPの上昇+MP回復の効果があります。

更に、即座に反撃を行うことが出来ます。

更に更に、一部の攻撃は弾いた場合に、インスタントアビリティとして習得出来るものがあります。

インスタントアビリティは回数に制限があるものの、MPの消費なしに発動することが出来ます。

インスタントアビリティは敵が発動準備に入った際、アビリティ名に紫帯が表示されているので判別しやすい。

良いことづくめのソウルシールドですが、展開している間はブレイクゲージが減り続けるので、攻撃の着弾のタイミングを見切って、展開する時間を出来るだけ短くするのが安全です。

なお、ガードと同様にガード不能な攻撃には無効です。

回避・ローリング

回避ボタンを一度押すことで、無敵時間を伴った素早い移動を行うことが出来ます。

また、回避中にさらに回避ボタンを押すことで、無敵時間はないものの、移動距離の長いローリングを行うことが出来ます。

敵の攻撃にはガードが出来ないものがあるため、ガード不能攻撃に対してはこれらの回避行動で対応する必要があります。

敵の予備動作時に赤帯で技名が表示される攻撃についてはガード不能なため回避しましょう。

多彩な武器

剣・大剣・刀・棍・斧・格闘・短剣・槍の8種類の武器が用意されており、それぞれに特徴があります。

ジョブによって装備出来る武器が決まっているので、選択しているジョブに応じて使い分けが必要です。

また、武器による物理攻撃には斬・突・砕の3属性があり、敵の弱点を突くことでブレイクしやすいメリットがあります。

ジョブシステム

FFではお馴染みのジョブシステムが採用されており、お馴染みのジョブから、本作固有のジョブなど、多彩なジョブが用意されています。

ジョブをセットすることで、ステータス、使用出来るアビリティ、装備出来る武器が変化します。

ジョブは2つまでセットすることが出来、ワンボタンで戦闘中に切り替えることが出来ます。

ジョブを即座に切り替えることで、状況に応じた臨機応変な立ち回りが可能な他、

ブレイクゲージはジョブごとに用意されているので、ブレイクゲージを大量に消費してしまった際にジョブを切り替えることでブレイク状態の発生を予防することも出来ます。

アクションアビリティ後にジョブ切り替えボタンを押すと即座に切り替えが可能。立て続けにコンボを畳みかけることが出来る。

ジョブ適正

武具にはジョブ適正が付与されており、このジョブ適正の合計値が閾値を超える度に、ステータスアップなどのボーナス効果が発動します。

ジョブレベル

モンスターを倒すと、セットしているジョブに経験値が付与され、ジョブレベルが上がります。

装備にジョブ適正が付いている場合は、そのジョブにも経験値が入ります。

ジョブレベルが上がると、ステータスが上昇する他、ジョブポイントが獲得出来ます。

ジョブポイントは後述するジョブツリーの開放に使用します。

仁王とは異なり、デスペナルティで獲得した経験値を落としてしまうようなことはありません。

ジョブツリー

ジョブごとにジョブツリーというものが存在します。

パネルがツリー状に並べられており、ジョブポイントを消費してパネルを解放することで、アビリティの習得や能力のアップが可能です。

下位のジョブのツリーの終点には上位ジョブを解放するためのパネルが用意されており、これを解放することで上位ジョブに就くことが出来るようになります。

武具の収集と強化

ステージ中の宝箱や、敵からのドロップ、ステージクリアの報酬で武具を入手することが出来ます。

武具には攻撃力・防御力の他、特殊効果・レベル・ジョブ適正・レアリティが設定されています。

特殊効果・レベル・ジョブ適正・レアリティにはランダム性があり、より性能の高い武具を求めて収集を重ねる楽しみがあります。

同じ武具であっても、レベル・特殊効果・ジョブ適正・レアリティが異なる。

特殊効果

特殊効果は、武具ごとに3つまで枠が用意されており、各枠に様々な能力値の上昇効果が設定されています。

武具の種類によって特殊効果が固定されている枠もあれば、ランダムな枠もあるので、同じ武具であっても特殊効果が異なる場合があります。

また、特殊効果は素材を消費することによって、強化・変更を行うことが出来ます。

素材は武具を分解することで獲得出来ます。

レベル

武具のレベルは高いほど武具自体の攻撃力・防御力が高いです。

また、装備の平均レベルという概念があり、これがミッションレベルより低いと補正がかかり、こちらの攻撃ではブレイクゲージが削りにくくなり、逆に敵の攻撃ではブレイクゲージが多く削られてしまうようになるため、とても不利な状況となります。

なので、ミッションレベルの上昇とともに、レベルの高い装備に変えていく必要があります。

各ミッションにはミッションレベルが設定されており、平均装備レベルがこれより下回る場合は注意マークが表示される。

Ver1.11のアプデで装備の平均レベルとミッションレベル差による補正は緩和されました。

アプデ以前は補正が強すぎたため、装備レベルを最重視する必要があり、性能が良くてもレベルが低い装備は使い物になりませんでした。

このアプデである程度のレベル差であれば、性能 > レベル の評価軸で装備を選定出来るようになったので、武具収集が楽しめるようになったと思います。

レベルはミッション中に獲得出来る特殊なアイテムを消費することで上げることも可能です。

ジョブ適正

武具にはジョブ適正が付与されており、対象のジョブと上昇値は武具ごとにランダムで付与されています。

装備に付与されたジョブ適正の合計値でジョブボーナスが発動し、能力が上昇します。

クリア後にジョブ適正の強化が開放され、ミッション中に獲得出来る専用アイテムを消費することで、武具のジョブ適正を上げることが出来るようになります。

レアリティ

レアリティは特殊効果やジョブ適正が高いほど高くなるので、性能をパッと見で判断できる指標という感じです。

レアリティは★1~★5まで。ゲームをクリアして開放される難易度CHAOSなら、更に上のレアリティである「アーティファクト」が入手出来る。

アクションアビリティ

また、武器にはアクションアビリティが付与されているものがあり、その武器を装備している間にだけ使用することが出来ます。

FF1を新解釈したシナリオ

公式で公表されてますが、FF1の世界を舞台に主人公のジャックがどうしてガーランドになったのかが描かれています。

本作単体で完結している内容ではありますが、オリジナルのFF1を知っていたほうがより楽しめるかとは思います。

オリジナルでは子分が倒されるとアッサリ降参するヘタレキャラだったが、本作での彼の実力やいかに。

過去のFFシリーズをオマージュしたステージ

ゲームの舞台となっているFF1の世界観は勿論、過去のFFシリーズをオマージュしたステージが用意されています。

ステージに登場するボスも、過去作になぞらえたものだったりするので、FFシリーズファンはより楽しめる内容になっていると思います。

難易度次第でヌ水協ルゲーにも死にゲーにもなる

ゲーム開始初期ではSTORY・ACTION・HARDの3つの難易度が選択可能です。

STORYは攻撃ゴリ押しでもクリア出来る難易度です。

ACTIONはある程度敵の攻撃を回避する必要がある難易度です。死にゲーをやってるような方なら初見でもあまり死ぬことなくクリア出来る感じだと思います。

HARDは何度も死ぬこと前提のいわゆる死にゲーの難易度となっています。

HARDの難易度は肌感としては、仁王と同等な感じでした。

ただし、デスペナルティで経験値を落とすようなことはなく、上昇させた最大MPが元に戻るだけなので(STORYの場合はこのデスペナルティもありません)、その点は仁王より温い仕様となっています。

豊富なやり込み要素

クリア後には下記の要素が開放されます。

育成や武具収集の高見を目指したい方は長く遊べる内容になっていると思います。

難易度「CHAOS」の開放

難易度HARDよりもミッションレベルの高いミッションに挑めます。

よりレベル・レアリティの高い武具が入手可能な他、アーティファクトというジョブ適正が2つ付いた武具も入手することも出来ます。

ジョブレベルの上限解放

難易度CHAOSのミッションではクリア報酬にジョブレベル開放が設定されているものがあり、これをクリアすることで上限を上げることが出来ます。

初期の上限以降にジョブレベルを上げることにより、マスターポイントが獲得出来、このポイントを様々な能力値の上昇に任意で振り分けることが可能です。

いつでも振り直しが可能なので、状況に応じたカスタマイズが可能。

武具のジョブ適正強化の開放

ゲームクリア後、敵がジョブ適正の強化素材をドロップするようになります。

これを消費して武具のジョブ適正の強化が可能です。

良かった点

  • 戦闘が面白い
  • FFがモチーフなところ

戦闘が面白い

戦闘はシステムこそ違えど、軽快なアクションに無骨な難易度、手触りはまさに仁王という感じで、期待通りの出来でした。

本作特有のシステムも好印象で、スタミナを考慮せずにガンガン攻撃出来たり、ソウルシールドでバンバン敵の攻撃を弾くのが気持ちいいです。

また、ソウルバーストの演出も派手な上に周囲の敵を吹き飛ばす効果があったりと、仁王と比較してより爽快感のあるアクションに仕上がっています。

本作は設定で「FPS優先」か「画質優先」を選ぶことが出来ます。「画質優先」を選んだ場合は結構モッサリした感じになるのと、そこまで画質の良さを感じることも無かったので「FPS優先」を選択することをおススメします。

また、映像設定で「モーションブラー」をオフにすることにより、キャラが動いたときのぶかしを無くして画面が見やすくなるのでおススメです。

FFがモチーフなところ

FF好きな自分としてはFFモチーフというのが大変嬉しかったです。

FFではお馴染みのモンスターは勿論、過去作のステージ、ボスキャラが用意されていて、FFシリーズ好きは楽しめる内容になっていると思います。

悪かった点

  • ジャックたちの初期の服装がダサい…
  • 武具収集のモチベを下げる仕様
  • 過去シリーズオマージュのクオリティがいまいち

ジャックたちの初期の服装がダサい…

FF1の世界とは異なる世界の人間なので、服装に違和感があるのは納得出来るのですが、90年代後期のビジュアル系の香りがする服装はどうかと思いました。

基本的に装備品が変わればキャラの見た目も変わるためこの服装を拝む機会は無くなるのですが、過去の回想などのムービーでは再びこの服装を目にすることになります。

服装が気になってストーリーに集中出来ませんでした。

ジャックさん…。いかつい風貌にその服装の趣味はいかがなものかと…。

武具収集のモチベを下げる仕様

前述しましたが、装備の平均レベルという概念があり、ミッションに設定されているミッションレベルより平均レベルが下回る場合に、与ダメ・被ダメに補正が入るという仕様があります。

これにより、性能が良くてもレベルの低い武具は使い物にならないということになり、武具を吟味するモチベーションを下げる結果となっていました。

ただ、こちらの仕様はバージョン1.11で緩和され、多少レベルが低くても性能が良い武具には価値が出てきたので、当初よりは楽しめるようになっていると思います。

過去シリーズオマージュのクオリティがいまいち

世間の評価で挙げた通り、本作はグラフィックが優れているとは言えません。

キャラクターやモンスターのモデリングは良いと思うのですが、ステージの風景は作り込まれているとは言えず、あまり奇麗じゃないです。

なので、過去のFFシリーズの舞台を再現してくれてはいますが、過度な期待はしない方が良いです。

評価

評価は…

シナリオ3.0正直細かい設定が理解出来ず、大まかな話しか分からなかったせいか、あまり話に入り込めませんでした。ゲーム中で設定資料を収集して閲覧出来るので、理解するにはそれらを読み込む必要がありそうです。
キャラクター3.0キャラデザ(特に服のデザイン)があまり好きになれなかったのと、シナリオに入り込めなかったせいか、あまり感情移入出来ませんでした。
クリエイティブ3.0キャラクター、モンスターのモデリングは悪くないと思うのですが、風景があまり奇麗じゃなかったです。過去のFFシリーズをオマージュしているステージが用意されていただけに残念です。
探索の面白さ3.5前述の通り、当初は適正レベル補正の仕様のせいで武具収集のモチベが持てなかったため、仁王シリーズと比較して楽しめなかったです。アプデ後はこの問題はある程度解決されました。
バトルの面白さ4.5文句なしに面白いです。ただし、一部面白味の薄いボス戦もありました。
操作性4.0「FPS優先」モードであれば、操作に対する反応も良いし、動作も軽快で快適でした。
ユーザビリティ3.0各ステージのクエの消化状況が分かりにくいことを除けば不満は無かったです。
ボリューム3.5適当なボリュームだと思います。
やり込み要素が多いのでまだまだ遊べそうです。
音楽3.0過去のFFシリーズをオマージュしたものがありましたが、気づかないくらいの感じだったので、懐かしさを刺激されるようなことはありませんでした。

ということで 3.5 です!

アクションが面白く、幅広い難易度が用意されているので、アクションが苦手な人でも楽しめるようになっています。

難易度HARDを選択すれば、仁王のような死にゲーを求めている方も満足出来る内容になっているかと思います。

発売当初はハクスラの醍醐味である武具収集の楽しさに難があったものの、アップデートである程度解消されたのは良かったです。

FF1の新解釈ということで、FF1の世界が舞台なのと、過去作のオマージュが盛り込まれているので、FF好きは楽しめると思います。

ただ残念なのがグラフィックで、風景があまり奇麗ではないので、AAAタイトルのFFのクオリティを期待しているとガッカリすることになると思います。

あとは、世間の評価を見る限り、PlayStation4での動作が安定している反面、PlayStation5への最適化に難が有りそうなので、PlayStation5版を検討されている方は注意が必要です。

以上のように良作ではあるのですが、定価がAAAタイトルを期待させる値段になっているので、それはちょっと高いんじゃないかなという気がしました。

ともあれ、FF+死にゲーが味わえる唯一の作品となっているので、それが気になる方にはおススメ出来る作品となっています。

製品情報

STRANGER OF PARADISE FINAL FANTASY ORIGIN(ストレンジャー オブ パラダイス ファイナルファンタジー オリジン)
発売日:2022年3月18日
価格:Standard Editionパッケージ版/ダウンロード版8,800円(税込)
Digital Deluxe Editionダウンロード版 12,650円(税込)
Collector’s Editionパッケージ版19,800円(税込)
プレイ人数:1〜3人
ジャンル:アクションRPG
開発:Team NINJA(コーエーテクモゲームス)
発売:スクウェア・エニックス
CERO:D
プラットフォーム:PlayStation5 / PlayStation4 / Xbox Series X|S / Xbox One / Epic Games Store
公式サイト

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